危険物施設の定期点検実施をお願いします!

★定期点検の必要性

危険物施設における火災・漏えい事故の原因は、火災では管理・確認不十分等の人的要因が、 漏えいでは腐食劣化等の物的要因によるものが多くなっております。これら危険物施設において発生する火災、漏えいなどの事故は、人命や財産に大きな被害を 与えるばかりでなく、環境汚染など周囲に多大な影響を与えることになります。施設の異常を早期に発見し、被害を最小限に留めるためには、日常点検はもちろん、「定期点検」を適正に実施することが重要です。

★定期点検が必要となる施設

定期点検の必要な施設の所有者等は、その施設を定期に点検し、点検記録を作成し、一定期間これを保存することを義務付けております。これに違反し、点検を実施せず、虚偽の点検記録を作成し又は点検記録を保存しなかった場合には、罰則が適用されることもあります。定期点検が必要となる施設は次のとおりです。

★具体的な点検項目

定期点検において点検すべき内容、点検を実施することができる者、点検の実施時期等は 「危険物の規制に関する規則」に定められており、これらを整理すると以下のとおりです。

~地下貯蔵タンク等の「漏れの点検」とは?~

地下貯蔵タンク(地下埋設配管)を有する施設においては、「漏れの点検」を実施しなければなりません。「漏れの点検」はガスや液体により、タンク及び配管に気密漏洩がないかを確認する点検です。具体的な方法としては、総務省消防庁から「地下貯蔵タンク等及び移動貯蔵タンクの漏れの点検に係る運用上の指針について」(平成16年3月18日付、消防危第33号消防庁危険物保安室長通知)により示されております。

★点検実施者

危険物取扱者、危険物施設保安員又は危険物取扱者の立会いを受けた者であり、かつ、「点検の方法に関する知識及び技能を有する者」が実施しなければなりません。「点検の方法に関する知識及び技能を有する者」とは、一般財団法人全国危険物安全協会により実施されている「地下タンク等定期点検技術者講習」の修了者等が該当します。

★点検実施者

原則1年に1回以上実施しなければなりません。ただし、完成検査日や地下貯蔵タンクの 取替からの経過年数により、3年に1回以上となる場合があります。